国内のインディーゲーム開発者たちが、ある悩みの種を明かしているようだ。Steamにおいて、開発者は自身のゲームのSteamキーを発行することができる。ユーザーがキーを受け取って有効化することで、無料にてそのゲームを遊ぶことができるわけだ。こうしたキーは、たとえば開発関係者にプレゼントすることもあれば、プロモーションの一環として一部ユーザーに配布されることもある。
そのなかでも開発者にとって大切な使い道といえば、レビュー用キーの配布だ。さまざまなメディアやインフルエンサーにキーを配布し、自身のゲームを遊んでもらう。そしてゲームの内容をレビューしてもらい、記事や動画で取り上げてもらうことを狙うのだ。
AUTOMATONのこの記事は、小規模ゲーム開発の発展にとって非常に大きな問題だと思うので、記事冒頭を引用しまして、考えていきます。
上の引用で先が気になる方はぜひ記事を読んで下さい。
新しくゲーム開発をして、売上を上げよう!話題になろう!と思うのは開発者全員の希望だと思います。インディー規模では宣伝費を大きく使えないため、Steamで発行できる無料キーを私のような配信者やレビューを書く人に配ります。その行為自体は、面白いゲームなら配信者が大きく取り上げてくれるため良い事だと思います。
その上で、それを悪用した「無料キー」をよこせ!という転売者が問題となっているようです。
宣伝してくれるなら!とウキウキしてゲームを送る気持ちを考えると最低ですね、私は配信している身なので、国内外からゲームキーいりますか?と聞かれます。上の記事では国内開発者の声を取り上げているので、海外の開発者のメールからキー配布の傾向をまずは書いていきます。
海外のゲーム開発者からのメール
ゲームの宣伝(PVや説明が載った)メールが届き、文中に興味があったら返信して下さいというのが送られてきます。最近だと体験版をプレイしてくれたら、製品版を送りますよ!も少しありますが、基本的に配信者か一度確認を入れてから、その上で返信させる形が多い印象です。
あとはキックスターターで資金集め中なので、取り上げて下さいなど、非常に多くのタイプのお誘いがあります。
基本的にはこういったゲームを作ってます!興味があるなら返信下さい!が多いですね。
配信者から動画にしますよ!という詐欺メール
配信者を偽ってのメールがあると記事では書かれています、本当に要求する配信者も少しはいると思いますが、基本的に配信者はメールアドレスを公開しているので、自分に合うゲームについての連絡を待っている人が多いと思います。
自分からやりますよ!はほとんど言わないと思います、流行るという理由だけでゲームをやる人が多いですしw もちろん、提案で良いゲームがあれば「ぜひやらせてください!」はあるでしょうが、動画紹介できるレベルの配信者は確定申告もしていて、ちゃんと買うと思います。
終わりに
今回取り上げた記事で、レビュアーや配信者を偽ってキーを奪取し転売する人がいるという事実を初めて知りました、こういった悪質な行為で配信者にゲームを届ける方法がなくなると、埋もれてしまうインディーゲームを掘り起こしてくれる人が不足すると思うので、私は国内ゲームに目が向いてないので何も言えないですが、ゲームを紹介する人にちゃんとゲームが届いてほしいですね。
「こういうゲームを作っていて、体験版やアルファ版ができますよ」とだけメールしてもいいと思います、興味があれば勝手に取り上げますし、良い反応があれば製品版を提供するくらいでもいいので、いきなり提供で入らなくてもいいんじゃないかな?と。