ゲームより断然面白い経済の分析

2022年5月7日土曜日

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まえおきです。


経済分析とは非常に広範な対象に適用できます。

私は2021年の最初に今後は原油高と円安だなと原油株を買い増していて、今年の2月辺りに売り抜けて、そのときの投資分は1年程度で3倍ほどになりました。株高と円安で増えたドルが円に対して強いという点で利益が増えたわけですね。

このときもマクロ要因を考えて投資したわけですが、この経済のデータ分析は短期では使えず、ややタイムラグを伴ってくるため、正しく答えがデータから導き出せれば成果が出るわけです。

余談ですが、私はデータから中期以上の投資をするのが得意なので、短期で損失を出したり、買い場より数ヶ月前から買って時間を損したりと投資のタイミングや勝負は不得意です。それをデータで補っています。


コンサルタントがデータをまとめるだけでは意味がないように、データは引っ張ってきて検証して、仮説を立てないと使えないので一歩先に進まないといけません。

その実例として私はハイテク株がピークだと2021年の後半にデータから予測して当時流行っていた「レバナス」 というハイテク株に2倍の動きをかける投資の流行に馬鹿か君たちと批判を書いてはいけないBloggerで書いていましたw


最近でも短期的な株価のピーク時に持ち株や投資信託を一番利益が乗っているときに売り抜けたことを報告したりとデータが私を救っています。

最近の株式&投資信託の売却タイミングが神っていた!?【フルツチの売却タイミング】


それ以外にも2020年末くらいだったと思いますが、知り合いの社長に今後分かりやすく上がるものはと聞かれて不動産と答えていたのが、最近にマンションがバブル価格超えとニュースになり感謝されましたw

バブル期を超え過去最高に なぜ今マンション価格が高騰?【WBS】(テレ東BIZ) - Yahoo!ニュース


上で挙げたようにニュースになってようやく世間が認知するため、気づいてからこれからどうすればいいのか?と騒ぎ出したり不満が出たりします。

しかし、データは正直でトレンドを示していたり、トレンドの転換点を分かりやすく複数指標から教えてくれており、社会環境から将来への推移が導けるため、多くのことは予め分かっているわけです。

ここで私が好む社会学全般に必要な「ある日突然変動が起きたわけではない」という前提が役立っていたりします。


こういった分析をしていく過程が娯楽として最も楽しく→このデータがこう反応している、歴史的に見たら次はこういった動きになる、あるいは今のトレンドを起こしているものは何?それはどこまで続くのかなどデータと社会学的な知識も活用して行えば、短期で急変動は捉えられないとしても長期で世間が気づくほどの変動を起こすことがあり、その背景を理解しておくのが面白いわけです。これができていたら株価とガソリンと国内不動産が同じ要因だけで動いていないことも分かるので、私が大好きなアービトラージも可能になりますね。

アービトラージとはリスク<<<リターンで資産が増やせるという方法で、社会の歪みを利用した方法で、良い子はマネしてはいけない方法ですw



本題です。

経常収支の悪化は利上げでないと止められない米国経済【データ/歴史】

私がいま最も楽しみにしているのはアメリカの景気後退です。

もし起きないならそれはそれで嬉しいという、当たっても外れても利益が出る方法を取ろうと模索していますが、一応は景気後退が起きるという前提で動いています。

アメリカは好景気となった2021年からインフレが上がっており、生活費が年間50万円増えたと言われる状態です。

日本はコロナ制約がとりわけ強く、好景気になることもないままにアメリカの景気後退をくらいそうです。=日本は好景気になれなかった国なので、他国のように好景気→不景気よりダメージが少ない説を推していて、最近の日本株が比較的マシな背景にはこれじゃないかなと過去から検証しようと思ってますw


アメリカの景気後退を予測する経済指標としては以下があります。

①アメリカは失業率が下がりきり、完全雇用になると景気後退になる

②アメリカが金融引締=利上げを急いだ場合はピークアウト後に景気後退になる

③アメリカは経常収支の悪化を景気後退で抑制してきた

役満と言っていい状況であり、例えばドル高が進むとインフレ低下になる→景気後退というルートもありますw


もし、アメリカが景気後退に陥らないなら凄まじい政権だと認識できますが、感覚だけでなく歴史的に繰り返してきた王道的なミスが起きそうなので経済分析は面白いです。

アメリカの景気後退は円高要因なので、ドル売りをロングで順張りする、国内のデフレに強い企業に投資するなどが考えられる点ですね。

アメリカが本当に景気後退になりかつ、30年金利が4%より低いなら、その瞬間にハイテク株やレバナスでも良いと思いますが、いまはアメリカのミスが明るみになるのを待つフェーズですね。

私は投資をしている状態なので、本当にアメリカが景気を殺さずに金融引締でインフレを抑えつつ、GDPを上げながら、経常収支が改善するならミスを認めつつ笑顔で歓迎します。

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