自民党総裁選のときには、菅義偉氏が総裁レースから降りたことで株価が上昇しました。
新たな総裁のもと、政策が動くことに期待していたのでしょう。
総裁選で、マーケットは河野氏を織り込んでいたように見え、岸田氏勝利によって構造改革の後退もあって下げていたように思えます。投資家は構造改革など新たなお金の種が好きなので・・・
そして、今回は自民党が勝利したことで、1日の上げ幅としては大きな2%以上の上昇となりました。このまま高値に向かうかは分かりませんが、目先は自民党政権に期待している・・・というよりは、不透明感の後退があると思います。もしかしたら、岸田氏勝利の下げは衆院選の苦戦を織り込んだ可能性もありますね。
とはいえ、投資家としては経済成長こそが投資する理由なので、分配が強調された今回の選挙はどの政党も微妙だったでしょうね。岸田氏の補正予算案がどのくらいの規模で、経済に響く規模がどれくらい含まれるかに注目ですね。
岸田氏勝利の下げは、新顔期待(河野)、経済成長期待後退
自民党勝利上げは、政権運営経験ありが維持、経済政策期待
この2つが大きな要因でしょうね、総裁選近辺で言えば中国市場がまだまだ不透明なので、日本は単独で成長する政策がないと周辺アジア株にリターンが近づいていくと思います。
