5万円の配当金を舐めていて、そして後悔した話。

2025年11月22日土曜日

投資

t f B! P L

私は最近はハイブリッドな投資をしていて、配当利回り0%も5%も保有しています。

数年前は配当自体はメインにせずに上がりそうな銘柄ばかり買っていました。


しかし、近年は企業業績の好調と割安是正の株主還元 強化で配当金は増加傾向にあります。

例えば配当性向30%という企業の最終利益の3割を配当にするよ!としている企業の利益が倍になれば配当金は自動的に2倍になります。





建設株を一時大量に持っていて後悔

割安是正と株主還元強化、業績の絶好調と言えば建設株がここ数年は凄いです。

私が2021年くらいに保有していた建設株はちょうど業績の絶不調期で、PBR0.6倍でPER20倍みたいな割安で業績が悪い状態でした。


その当時で配当金が5万円はあったのですが、今では利益回復と成長によって配当は当時の2.5倍、株価は3倍以上になっています。


保有を続ければ継続的に買うので他と同様に買っていれば配当金だけで40万、資産的にも一定の効果があっただろうと思います。


この建設株を持っていたときはバリュー株が完全放置されていた、東証が割安是正を出す前でした。

最近は企業側も割安是正で株価意識があるので、理由もなく割安放置されている銘柄は少ないです。

しかし、それ以外の銘柄でもバリュー株は業績改善と配当性向引き上げで数年で配当金が2〜5倍になっている銘柄は結構あります。

これは増配余地がそもそもあったり、業績が急回復から成長に転じた企業で多いのですが安定成長企業の配当を狙う、最近の私の投資スタイルに影響を与えました。





増配株の圧倒的な配当金増加

配当利回り4%超えが一般的には高配当株で、仮に配当性向30%なら配当性向60%にすると利回りは8%になります。

配当性向40%までの引き上げは多く、業界内の動向を見ながら利益が増える&配当性向を引き上げる企業を引けば取得からの配当利回りは上がりやすくなっています。



それと同時に利益が毎年20〜30%、あるいは50%増益から2桁増益を維持される成長企業に投資しても初期の配当利回りが2%程度でも毎年30%増益なら3年で配当は2倍以上になります。


現時点で高配当もいいですが、利益が長期でも倍になるなら配当性向維持で配当金も倍になるので利益倍の到達がどれくらいの期間で達成されるか?を最近は重視しています。


配当利回りが既に高くても利益はまだ2桁伸びるやや成熟企業、長期を見ると成長停滞しても還元に切り替えれる高成長企業を狙っていけば業績自体が伸びていれば株価の下値が自動的に上がっていくので買値を下回る銘柄は1年毎に減っていきます。


業績が伸びつつ配当利回り3〜4%くらいのバリュー株、利益が2桁成長を持続している割安な成長株、急激な売上成長から利益回収でEPSが飛躍的に上がる可能性のある成長株を分けて買っていけば利益成長を投資先の過半数で取っていけば配当金は追加投資なしでも毎年増え続けるので、過去に割安と分かっていて増配を意識せずに手放したあの建設株の後悔を忘れられません。

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