動画投稿者を狙った詐欺メールが増えています。
先日、迷惑メールフォルダを確認していると、Kapwingから法的リスクのメールみたいな題名のメールが届いていました。
メールの送信元と内容を見た時点では「???」という感想で、Kapwingというサービスも知らないし、何のメールかなと思って迷惑メールフォルダにありますがリンクは踏まずに内容だけ確認してみました。
内容は「あなたのYoutubeチャンネルでKapwingのツールを利用しているが、クレジット表記がないから著作権侵害で48時間以内に対応しないと訴訟するよ。」というもので、その違反しているであろう動画を確認するためにはリンクを踏む必要がある形式のメールで「詐欺じゃん」と一瞬で分かるものですが、詐欺メールにしてはYoutubeチャンネル保有者を狙っているのと、Kapwingを利用している人なら対応しないと!となるリスクは高いなと思いました。
まず、このメールをAIツールで分析をかけると、メールアドレス自体は公式のものを悪用しており、Kapwingで他の人を招待するときにアカウントを作る際に届くような公式のリプライ不要のアドレスから届くようでメールアドレスだけだとAIは公式だと判断しました。
メール内容全体をAIに判断させると、会社が48時間以内に訴訟を仄めかすことはほぼない、リンクに短縮URLが使われており会社はそんなことしないと内容を読み込むと詐欺だと判断しました。
公式に問い合わせた
そもそもKapwingはAIを利用した動画編集ツールのようで、Youtubeで動画投稿している人は使っている可能性があり、このサービスを偽って詐欺メールを送るのは巧妙です。
私はゲーム動画を出しているので、どれかの動画にしたゲーム側で実は利用されていて著作権侵害が間接的にきたという最悪のケースも想定して公式に問い合わせました。
「私はYoutubeでゲーム動画を投稿しています。未利用、未登録のKapwingから、著作権侵害の通知が来ましたが本物ですか?対応することはありますか?」と一応、可能性を残しながらの内容で確認してみました。
送ると自動返信で受付完了メールが届き、1〜3営業日で返信するよ!と書かれているので48時間以内じゃないんかい!から詐欺の可能性が99%から999%になりました。
ここで48時間以内に返信するとアナウンスがきていたら顔面蒼白でしたね。
メールは翌日の明け方にはすぐ返信が届きました。
「弊社はツール利用でクレジット表記する必要はないよ、招待メールを使ってこういうメールが送られている問題に今対応中でフィッシング詐欺だから注意してね。」という内容でした。
これで一安心ですが、AIが公式のメールとアドレスで判断する、内容自体は怪しいがツール利用者なら使っているサービスからのメールなので開く可能性、動画投稿者の著作権侵害への危機感を煽るという点でうざいフィッシングメールです。
ちなみに毎日同じ時間に届くので24時間ごとに48時間以内に対応するよう煽る内容がループされて半年後には半年以内に対応しないと訴訟されるリスクになりそうですw
知らない海外のAIツール会社から48時間以内に訴訟するというメールが来るのは心臓に悪く、このフィッシングメールの内容が広まっていないので注意喚起も込めて書いていきました。
公式が日本の会社じゃないとフィッシングメールに注意!みたいな公式からの喚起があるかも分かりづらいので、動画投稿者に詐欺メールが来るという認識が広まってほしいですね。
