世の中では投資は金儲けの手段としてのみ見られている節がありますが、何かのサービスを利用する一般人の方が投資に向いている場合があります。
例えば任天堂が好きでソニーが嫌いな(一時よく見てましたw)人はあえてソニーの株を買うという投資方法です、あえて名前をつけるなら「敵対的ステークホルダー」でしょうか。
この場合、この限定的な投資家はいかなる状況でもメリットがあるように思えます。
①ソニーの株価が上がる
ライバル企業が好調でイラッとくるかもしれません。しかし、投資によってソニーから自分に利益が入ります、それを好きな企業のために使えるでしょう。
②ソニーの株価が下がった場合
何かの事業が低調か失敗したか、株価が下落するわけですね。こうなれば投資こそしていますが、よしよし!と思えるわけです。自分の身銭は減りますが、精神的にはプラマイが働いてどうでしょう?世の中のデータを広く集めていれば上場企業が倒産する確率はあまりにも小さいので気分が落ち着くにつれ、株価も戻るかもしれません。
どちらの方法で気分が良くなるにせよ、個人的には①の方で活用できるほうが面白いです、資本主義は成長していくことを肯定するわけなので、ソニーの値上がり益を任天堂に還元する、そういった投資家がいても面白い行動のように思えます。
私はみんながみんな「米国インデックス投資」をして、節約する、そんな一見合理的な社会は合成の誤謬のもとに日本経済自体がより萎んでいくように思えてしょうがないので、彼らが将来にお金を使うにせよ、使いながら増える投資が1番に思えるので、それなら嫌いな企業に投資して、利益を使う、この使うのが重要だと思っています。
そして、この敵対的ステークホルダーはその企業を疑いの眼差し(もはや偏見の場合も・・・)で見ているので、新規事業や既存事業に対して客観的な視点もあるでしょうし、儲けているから嫌いという点もあるかもしれませんが、それを活かせる資本主義を活かさないのは、子供が駄々をこねるだけのように思えます。
ちなみにソニーの株価は2021年、年初来で・・・