年末というのは投資家であれば損益通算や成績を振り返る重要な時間です。
私は動画活動をしていますが、生活でいうと投資に関わる時間や優先度が高く、このブログも呑まれつつありますw
上のブログ記事では、保有株でパフォーマンストップだった銘柄を上げましたが、こちらでは2番目を書きつつ、投資について簡単に書いていきます。
さあ、2021年の金融業界は2020年より混乱していたのでは?と私は思います。
まずはミーム株バブルという赤字で糞みたいな企業に個人のマネーが集中し、ゴミ株の価格が釣り上がるという金余りゆえの現象が発生しました。このときはビットコインも最高値を軽く更新しており、個人のモメンタム、勢いが強い時期でした。
年も夏を過ぎるにつれて、インフレーションの高さが強く認識されていきました。
個人的にはデルタ株なんかより、世界金融がおかしくなるほうが面倒くさいなと思っていました、なぜならインフレの加速は利上げを呼び込むため、コロナからの回復ができていない新興国、日本などは外国の物価の高さに巻き込まれつつ、利上げによって先進国に対して自国通貨が弱くなるという地獄絵図になるだろうな〜と、実は2021年はトルコリラを低レバレッジで売っており、少ないお小遣いを手に入れましたw(トルコ国民の皆様には申し訳ないですが、トップの弱さと2020年からの弱さを治せてないので・・・)
原油やコモディティというのはインフレ時に非常に厄介な資源だからです。
その上でゴールドは捨てて、リートと金融株を多く保有した年でして、2番目にパフォーマンスが高いのは金融株です、これだけIT企業が持て囃されているなかで金融?と思うでしょうが。
ウェルズ・ファーゴはウォーレン・バフェットか米国銀行に詳しいなら知っている銘柄だと思います。米国ではトップ規模の銀行ではありますが、ゴールドマン・サックスやバンカメほどの存在感はありません、過去にやらかしていた銘柄でその分がバリエーションから割り引かれた銘柄でした。
米国代表指数のS&P500の倍近いリターンを出しており、金融株としては最高に近いパフォーマンスだと思います。バンカメも持っていますがそれ以上ですよ!
なぜ金融かというと、1つはインフレだからですね。ここまでとは想定していませんでしたが、利上げが近づくことは2021年の始めに分かっていたわけです。
そして、収益が改善すればOKで、成長は必要ないと踏んだからです。グロースはコロナで力強い成長を見せたため、2021年も引き続き強い成長をさらに見せないといけない?そんなことは無理でしょう、と。
インフレと利上げによって赤字企業や成長企業の将来価値が低くなるために、デフレ低金利がグロース株にとっては強いです。ただ、ナスダックが上がっているように大型株ならそうではない、つまりGAFAMがディフェンシブ銘柄になる、これは2021年前半には海外投資家から出ていた事で、私はなるほどな〜とアップルやマイクロソフトは安全だろうなと納得しました。
しかし、アップルやマイクロソフトは高いから投資したくないなと思ったので、金融株とインフレ化でもパフォーマンスが維持されるエネルギー銘柄をコア部分に投資しました。アップルとマイクロソフトの強さを信じたので、私は2021年もインデックス投資を続けてましたが、無理だと思ったらやめていたと思います。一時期は積立投資を避けていたのでw
それによって、パフォーマンス1位がエネルギー、2位が金融という結果になりました。3位はインデックス投資じゃないでしょうか?
あとはSPACによってよくわからんけど時価総額が数千億〜1兆円という銘柄が続々と登場するという事態が、私をグロース銘柄から逃げさせた理由ですねw
分からないですし、見かけの情報が本当なら保有するグロース株が霞んでしまう、そんな銘柄がどんどんと上場してきたのは恐怖でした。