個人投資家の資金調達がより自由になる楽天の新サービス

2025年6月22日日曜日

投資

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どうも、良い感じの別荘を探している個人投資家のフルツチです。

30歳までに持ち家と別荘の両方を所有しようと資金調達について数ヶ月くらい悩んでいたのですが、楽天証券が自由な資金調達のサービスを始めるみたいです。



楽天銀行 証券担保ローンの提供を開始します(6月22日~)

SBI証券で同様のサービスが既にありますが、楽天証券も株式を担保にお金を借りれる証券担保ローンを発表しまして、週明けから開始されます。

このローンではNISAではない100株単位の国内株や国内ETF、REITを担保に時価評価額の60%までの金額を1.8〜3.8%の金利で借りることができ、借りている間は金利さえ払えば金額の返済は自由で時価が増えればさらに借りれるのでレバレッジの一部として使えます。



これによって、国内株式等を担保にすることでローンが通りづらい別荘の資金にしたり、急な出費のときに株を担保に低金利で借りれるので資本余力がだいぶ増えます。

私の場合はSBIと楽天の両方を使っていますが、国内株の70%くらいは楽天証券なのでこれだけで資金調達できる規模が一気に拡大しました。





この金利なら担保が高配当株なら逆ザヤ

これがかなりいいかなと思えるポイントで、3.8%の金利でも5%以上の高配当株なら税引き後でもギリギリプラスです。

100万円〜1000万円で2.8%、1000万円以上で1.8%なので100万円以上借りれば金利はないようなレベルです。



国内株さえ持っていれば消費者金融やカードローンの10%超えの金利を払わなくていいので、生活費のキャッシュフローギリギリだけの預金を残して必要になれば短期で借りてと使えるのでこのローンを使った配当最大化の戦略が今後流行りそうです。





個人の資金調達余力がだいぶ増える

個人が借りるローンと言えば自動車や家を買うために組むのが基本で、短期での資金用途だと消費者金融系がCMに力を入れているように高金利で短期間借りるのが主体でした。

もし、預金を貯めて使うにしても、株であれば配当や優待など権利を保持したままで借りれるので自分の資産を切り崩さずに借りれるので自由度が増しています。



前述したように無駄に預金を残す必要性も減りますし、自分の資産を最大化するために使えます。

限度まで借りていて〇〇ショックになれば担保を失うことになりますが、NISAや米株など担保にできない資産があれば無理はないでしょう。

このローンのために全部を担保に該当するようにしてフルまで借りればリスクは高いですが、通常の資産形成の中で賢く使えるよう、すぐに使わないとしても切り札として資金調達余力として持っておくのも良いサービスだと思います。

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