任天堂とほぼ同じ時価総額のゲーム企業

2022年3月31日木曜日

ゲーム

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アクティビジョン・ブリザードというCoDやディアブロで知られるゲームパブリッシャーで、任天堂スイッチ向けにもゲームを供給しているアメリカ企業があります。

マイクロソフト、アクティビジョン・ブリザードを買収。約7.9兆円の記事の見出しで分かりますが、この企業を買収した金額がおよそ8兆円です。アクティビジョン・ブリザードは問題を抱えていたので株価は低迷していましたが、一時は10兆円だったことを考えれば落ちたわけですが、3月31日時点の任天堂の時価総額が8兆円なのを考えれば、任天堂と同規模のゲーム会社が買収されたわけです。


2021年の売上で言えばアクティビジョン・ブリザードが88億ドルで1兆円程度、任天堂はそれを上回る1.7兆円と差はありますが、ゲーム専業なら最大規模の会社はこの2つでしょう。


MSの相次ぐパブリッシャー買収を危惧したソニーは「PS Plusの遊び放題プラン発表、Now統合で初代~PS5まで全機種にPSPもラインナップ」とサービス拡大しています。

任天堂はポケモンとマリオが大きなIPでしょうが、もともと買収で伸ばす企業気質ではないのでこの買収レースに参加しないでしょうが、ソニーとMSは同じようなジャンル内で競争を求めて買収を進めるでしょう。

既にMSは相当数のゲーム企業を手に入れたため、ゲームパブリッシャーとしては世界最大となることが確定しており、国策のUBIが風土的にも買収されるとは思えないので、いわゆる和ゲーも買収の対象となる可能性があることをアクティビジョン・ブリザードという任天堂と同規模の会社が買収されたことで否定できない状況になりつつあり、世界で売れるゲームを作れる日本のゲーム会社は任天堂しかないのでTOBは無理にせよ、話くらいはありそうですね。

ハードで勝負をつけるような時代は遠い昔となり、多くのゲームIPを支配していくコンテンツの時代色が一気に強まっていますね。



PCゲームのパブリッシャーやストアこそ乱立してるので、その中でも使いづらいほうのMSはもっとPCゲーム方面を強化してほしい・ω・

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