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私がゲーム実況動画を始めた初期は、まだゲーム配信は著作権的にグレーという雰囲気が漂っていて、未だに残存勢力がいますが、新作を配信するのはどうなの?から、そもそもゲーム配信どうなの?が全盛でした。
現在はゲーム側が実況範囲を指定したり、例えば映像だけを切り抜くのはやめてね!、動画プラットフォームの収益化だけなら問題ないよ!など対応してくれています。
この潮目が変わったのは任天堂が動画投稿者に対応してからで、最大手の任天堂が配信許可側になってからゲーム配信していいの?派は少数になっていきました。
未だにアドベンチャーゲームの配信はNG寄り
アドベンチャーゲームにはやってもいいゲームもありますが、ネタバレが致命的なのでゲーム会社側が配信区間を決めたり、あるいは発売1年間はダメなど制約をつけてくれています。
インディーや個人開発などは直接連絡して聞いてみれば、案外OKだったりしますが、配信に容認的なゲーム会社でない場合は確認した方がいいでしょう。
アドベンチャーゲームを動画配信して問題があれば削除申請が出されるので、ゲームの公式サイトを確認するなどは最低でもしないとダメでしょう。
新作の配信は現在ならマストかも、あるいは開発途中。
年々、大手を除けばゲームの発売数は右肩上がりで増えています。
最近はコロナ禍のゲーム投資ブームから下火となり、多くのゲーム開発元が閉鎖したり、レイオフしたりと開発リソースが減っていますし、多くのゲームプロジェクトが停止になっています。
それでも、Hooded Horseを筆頭にPCゲームでパブリッシャー権を拡大しながら、多くのゲーム開発会社を支援する拡大的なパブリッシャーが海外には多数あり、彼らがゲームを完成まで支援していくので質の高いインディーゲームは増加傾向です。
最近のインディーゲーム?境界線が曖昧ですが少数開発でも質が高いのは、パブリッシャーによるリソース的な支援、クラウドファンディング前に既に投資会社による資金注入で開発力が上がっているという背景があったりして、少数だからしょぼいということはなくなっています。
私がやるような海外のインディーゲームだと、開発の途中段階からアルファ版で公開していたりするので新作の配信は青田買い的な意味も含めて速くにやったほうが進化も感じれて面白いです。
大手のゲームでも最近だと発売直後からサブスクに入っていたり、半年以内に大型セール入りしたりとゲームのライフサイクルが短命になっているので、長期的に同じゲームに関わっていきたいなら上記に書いたようにゲーム開発段階から関わっていく方が配信をしていない個人だとしても楽しいと思います。
今だとChatGPTで翻訳してやり取りすれば問題なく意思疎通やフィードバックができますし、逆に海外のゲーム開発者の方も私に連絡するときにChatGPTやDeepLを使ったりしているのでツールを使えば境界は個人にとってもないでしょう。
ゲーム配信を公認していない会社に問い合わせても反応は微妙
ゲーム会社が配信NG!とすれば、配信があったときに削除する労力が必要になります。
そして、公認したとしてもコミュニティ側の確認は必要で、どちらにせよ監視の目が必要になります。
そこで対応しないという手段をとる会社もありますが、そういった会社に連絡して確認しても配信はダメ寄りの反応をされます。
ここで配信OKの対応をしてしまうと、その会社のゲーム全体がOKと誤って広まる可能性がありますし、OKと言わないグレーな対応をとる会社は未だにあります。
ここはリソースや問題になったときに面倒だなと感じている会社で、開発者はOKと認識していていも、上層部がどういうかはもう少し時代が経つ必要がありそうです。
ゲーム配信に向いたジャンルの大氾濫
ゲーム配信者は配信をするためのリソースがあります。
再生数が安定するゲームを選ぶ傾向にあり、新たなゲームを動画にするリスクは結構高いです。それこそ著作権問題があれば配信者側も大変なので安易には動けなかったりします。
その上で、最近はストーリー性のない配信向きのゲームがインディー界隈では多く、ローグライクはその筆頭ジャンルです。
大手になると長期間で運営しやすい対戦系のシューターを未だに作りにいく傾向にあり、ソニー運営で2週間でサービス終了したコンコードはヒーロー系シューターで同ジャンルはいくらでも浮かぶゲームでした。
大手は手を変え品を変えてオンラインのシューターゲーム
インディーは開発規模的にアイデア勝負のローグライク
パブリッシャーがつくような開発力のあるインディー寄りの開発スタジオはストラテジーやシミュレーションゲームをアルファ→早期アクセスというスケジュールで出しがちです。
大手が心配ならPS5の配信機能で始めるのが手
家庭用ゲームハードにある録画機能を使ってのYoutube配信も可能で、この機能ではゲーム開発側が流してほしくない箇所は自動的に禁止区間で配信されないので問題がないです。
ゲーム配信で荒れやすいのは著作権関連が未だにあるので、公式側で対応している機能を使うなどは手でしょう。
最悪はシェアできたじゃん!!!で対応できますw
最近だと相当な悪質さがないと訴訟までいかないので、ゲーム配信する側は考えた方がいいでしょう。
よほど好きなIPなら雑談や他の方法で応援配信する手を考えるのがクリエイターでしょうし、他の配信者が著作権でやっていないからブルーオーシャンだ!みたいな考えは絶対ダメでしょう。
日本のゲーム会社ならセガの龍が如く、アトラス、MAGES、ニトロプラスのゲームは配信と無縁だなとダメな会社を認識して配信対象からは外して個人で楽しみのがいいでしょう。