ゲーム配信からの収益をゲーム開発側に還元するかの話題

2026年1月6日火曜日

動画配信

t f B! P L

SNSで定期的に流れてくる 「Youtubeなどゲーム配信の収益をゲーム開発者に一部還元してほしい」という内容は何度も活発な議論がされています。

これをばばっーと色んな意見を見てきたので配信側にいる私が色々とアンサーを考えていきます。



Q,ゲーム配信者はゲームにただ乗りしている

A,反対側で多い意見ですね。ゲーム配信者の1ゲームの限界コストは買い切りならゲーム代金のみなので、損益分岐点は非常に低いです。なので、フルプライスで8000円くらいの昨今のゲーム代を考えると再生数的に1本で1万再生、あるいは10本で毎回1000超えしていればゲーム代金は多くの場合は回収されるはずです。

例えば10万再生、毎回1万再生ならゲーム代は限定版などで数万円払っても確実にペイできるし、課金型ゲームでも再生数が課金額を超えていれば基本的に配信者側にダメージはないです。

ゲームで安定して1000以上でも上位数%、1万以上は0.何%の世界なのでただ乗りしている人がいるからゲーム開発者へ収益分配するのは最上位の成功者だけ見ており、新規参入してきたり現状で上の数字より下の人は手間が増えて昔と違ってより多くの収益をあげないとゲームPCや機材などの再投資できずになるのでただ乗りだからと決めれば上位側がかなり有利になります。





Q,宣伝になっている、提供がされているのでは?

A,これは擁護側としてあるもので、どちらも最上位層を指しているのだと思います。

宣伝になっているかはゲームパブリッシャー側の戦略次第で、勢いのあるゲームパブリッシャーは配信者に先行提供を体験版と製品版の両方、DLCが出るたびにやっていることも多く、提供=宣伝として戦略的にやっているところもあります。

物語ベースのゲームなら宣伝を戦略的に入れる場合は物語の何章までに制限したり、ゲーム配信OK版という配信範囲内だけで終わったらゲーム側から宣伝が出てエンディングになる最後だけ差し替える制限版を出すのも面白いでしょう。今では普通に禁止範囲を決めるだけが多いので。

提供については小規模から大手までほぼ全てがやっています。

私のチャンネルだと開発1人規模から、誰もが知っているゲームパブリッシャーまで幅広く提供の話がきます。今では専門としてゲームのマーケティングをする企業が間に入っているのも珍しくなくゲーム会社側の予算を受けてマーケティング企業が配信者を選んで条件提示を色々な配信者に出してマッチングする仕組みも実はあります。

なので、最上位の配信者なら1日に数件、イベント時は10件以上の提案は届いているでしょうから、条件や好みに合うゲームを選んで本当の意味でタダでやるケースは多いと思います。





Q,配信前提のゲームばかりになる可能性ない?

A,収益分配などゲーム開発側にいってほしいけど、インセンティブが発生するなら今よりも配信前提のゲームが増えないか?という疑問も多いですね。

これは2つの流派が生まれそうですが、大枠は関係ないかなと個人的に思っています。

まず1つ目は配信者を優遇して最大手に配信してもらえば1割の分配でも何十人から数百人に売るよりも"利益"が入るため、ゲーム配信者に逆にお金を払ってもゲーム開発側は儲かる可能性があります。宣伝が今よりもハイブリッド化する可能性があり、配信者も分配はされるけど前提に安定したお金が条件提示されているなら特定のゲームばかり配信される可能性もあります。


2つ目は宣伝特化で分配いらないからやってよ!というパターンで、分配ありなしで取り分が変わるなら再生数の期待が近い場合に配信者は分配のいらない方を選ぶでしょう。

究極的には分配されようが再生数がそれ以上に差がつけば問題ないのですが、安定している大手なら分配ありの方が例えばスパチャ禁止や制限までされるなら、分配がないという制限がない方に流れるのが基本的な流れとしてはありえます。





Q,せめてゲーム配信者は買ってみてね!の発言やゲームリンクを貼るべきでは?

A,それはそう。ただ…

私のチャンネルでは基本的に一言がない限りは動画の概要欄の1番上がゲームリンクになっています。ゲーム名が短いならタイトルの一番前、長いなら最後にしてますがゲーム名を入れていない人もいます。

ゲーム購入を促す発言は提供を受けている場合に気をつける必要があり、特に先行プレイならそれを評価するレビューにも制限が入っていることもあります。

先行プレイではこの期日から動画投稿や配信OK、この日からはレビューもOK、ここからフルOKという段階分けされていることもあるのでゲーム名をタイトルに入れる、概要欄にリンクを貼る、できたらタグ付けもするくらいが基本的に全員がやれることでしょう。





まだ色んな意見があると思いますが、配信者側としてこの議論の賛否の両方や影響を危惧することなどへのアンサーを書いていきました。

この議論は定期的にされますが、配信者側が積極的に動くのも難しいです。

ゲーム会社側も私が知り限りは大手はマーケティング会社を通じて配信者を活用しているし、大手が分配を受ける場合は全世界を対象に仕組みづくりできないと意味がないです。

この議論がアメリカで活発化すれば大元がある国なので現実味を帯びてくると思います。

仮に日本国内だけでやったとしても、ほなら勢いある海外ゲームを中心に配信しましょうね!になるだけで終わると思います。

QooQ