Youtubeは結局は暇を潰すメディアですが教育系Youtube!が流行を続けています。
私は教育系Youtubeというのは浅いところに限界があると思っていて、収益化をするためには学生や情報へのアクセスや抽象度の低い層へ向けたコンテンツでないと数が稼げないので…
高いレベルの高い経営やビジネス、社会性のコンテンツが伸びるわけでなく
「頭の良い人は分かりやすく説明する」というハラスメントによって、抽象度を下げて分かりやすくなる代わりに解釈の幅を狭めて、知っていてもあまり意味のない大衆化された情報が人気です。
これの最大の成功者は中田敦彦氏だと思っていて、彼が上げるコンテンツの再生数を比較するのが楽しいですね。
伝わりやすさにより、勉強や最新のトピックスを分かりやすく伝えるというのは重要だろうとは思うし、学生の勉強程度なら良いと思います。
勉強には解釈の違いが基本はなく、答えが定まっているため。
ただ、最新のニュースやトピックスを分かりやすく伝えるというのは害悪になる可能性もある。
最新のトピックスとは、芸能ニュースでもいいし、投資系の経済ニュースでも、政治でも社会のものでもなんでもあります。
- そのトピックス自体の重要性
- 投資なら引き起こした事象の再現性やその後の動き
- 取り上げられた事象は最悪期or絶頂期なのか
この3つは取り上げた人自体が理解していない場合が多く、もしかしたら報道された時が最悪期なときもありますし、そこからさらに火が広がる場合もあります。
例:○○が大注目!がピークの可能性
○○社の業績が過去最高!その秘訣とは!から業績が落ちていく可能性
「私が取り上げた今回の○○は、既に終わったことですよ!」「これからさらに拡大しますよ!」は基本的になく、情報が誰かのフィルターで再編されたものを視聴者はただ傍観しているだけです。
最新のトピックスを分かりやすく伝える教育系や情報系Youtuberなどインフルエンサーは多くいます。
このトピックス自体を作り出しているのが報道なり注目させる人々です。
例えば、私は銀行法改正から地銀再編の動き、地銀のIT化など事業体再編の活発化の動きから地銀はいいなと、2020年の株価が底値の地銀に投資し、現在は株価が2倍以上になった地銀が3つあり、配当利回りは投資開始時から換算すると10%超えのところもあります。
あるいは、日本の不動産セクターの問題点を米国の事情から考えて、ロードスターキャピタルという非常に優れた不動産投資をする企業へ投資をし3倍近いリターンを生み出しています。
銀行再編の動きや、日本の不動産市場の歪みは報道されても基本的には注目されず、それを情報系Youtuberが取り上げたとしても注目度が低いために、成果が出て初めて注目されるので、情報としては後の祭りとなります。
私は地銀にしても、ロードスターキャピタルにしても投資初期からブログで取り上げていましが、倍のリターンを超えてからようやく注目されだしたので、投資という情報が重要な世界でも注目されるのにタイムラグがあります。
こういった背景があるように、見たい情報を選ぶのは個人で、その選んだ情報の重要性、効果が高いかは自分のビジネスや生活に利用できて初めて価値を生むわけです。
さらに、マーケティングの世界でよく言われる「消費者は欲しい物や機能を知らない」という事実は情報でもあると思っていて、注目されるニュースから、そのトピックスをまとめたコンテンツが伸びているわけで、テクノロジーが進歩した現代でも伸びているから注目するという、昔からある流行り物は売れる程度の原始的なマーケティングにいつまでものめり込んでいまして…
なので流行りのコンテンツをまとめたり簡易化するYoutuberが大半で、それを見るための暇つぶしコンテンツだと思っています。