私は基本的に他人を期待しないタイプで、他人にお願いするならこちらも何かを提供するか、シンプルに対価を払ってプロに依頼するかの二択です。
しかし、世の中には勝手に期待して裏切られて怒っている生産性の低い人が結構いて、日本人というくくりでも半分以上はこれに当てはまるんじゃないか?と思います。
この期待は明文化していないとしても、例えば「○○さんの情報は有料級!(TwitterやYoutubeなど)」、「○○はコスパが良い!」などもそうですね。
対価をまともに払えない人は他人に期待している人だと思いますw
他人からの期待は裏切った方がいい
相手からの勝手な高い期待でも、多すぎる報酬をくれる特定の相手の期待は満たした方がいいでしょう。
それ以外の期待は裏切って切っておくほうが良いと思いますね。
相手の期待を履行してしまうと勝手に次!次!と継続していきます。
基本的に世の中には期待を超え続ける人がいないでしょう、ゆえに過剰な期待が発生するんでしょうが、期待している相手をしっかりと理解すれば期待ではなく、現実的な相手の評価を再評価することができるでしょう。
期待でなく尊敬するのであれば、常に結果を出し続けた人の努力やパフォーマンス維持のための習慣などを知った上で本質的に評価してあげるべきで、勝手な期待とはこれらを無視して、第三者評価をベースとしてこうあるべきという視点に固定されがちです。
こうあるべきという固定がされるために、その当人からすれば納得のいく進捗や結果でも、べき論で他人なのに当人が満足していても勝手に失望する人もいるでしょう。
私が主戦場とする経営や投資の世界では
経営のためのマーケティングにおいて、顧客の期待を上げることは基本的に得策ではありません。ただ、最近の人間はコストが払えないので、コストパフォーマンの高さを訴えかける方法はありますね。
顧客の期待が高いことで、例えば「超美味しいお店!」という紹介で行った店が超美味しければ”普通"なわけで、+αが必要になってしまうでしょう。
超美味しいと聞いたお店が超美味しいだけならファンにはならないでしょう。
しかし、「あの店?普通だったよ」くらいの評判で行った店が自分にとって超美味しいなら、この期待値を超えた分、期待を良い意味で裏切ったことでファンになってくれる確率が高いです。
投資の世界であれば
・Aという企業は業績が絶好調らしい
→次の決算の業績は絶好調だった!→しかし、期待は超えておらず業績絶好調なのに株価下落
という、業績が高いのに株価が2桁下落するという、企業はしっかりと稼いでいるのに…がよく起きます。
逆に、Bという会社は業績マジでやばいらしいよ
→決算で業績は減収減益→しかし!業績は期待ほど下がっておらず、2桁の株価上昇
こういったパターンもあります。
つまり、経営においても、投資においても期待というのは良い意味で裏切ることで利益に繋がるわけで…
自分が他人から勝手に期待されたら、「うわ!私期待されてる!?!?普通に結果出しても、私の株価暴落じゃん!」と思えば期待に沿おうとは思えませんw
経営において、期待値は高めすぎないようにして、それを良い意味で裏切ってファンを獲得する手法があるわけで…
他人に期待する人は非合理的であるということが分かりますね。