AIと大学はどうやって共存していくのか?

2023年4月9日日曜日

AI 雑記

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私は現役バリバリの大学生ですが、新年度を迎える現在の大学ではAI利用について議論が多く出ています。

ChatGPTなど生成AI「東大生は傍観しないで」 学内呼びかけ

上智大学は基本的に禁止ですが、うちの大学は全面禁止ではないスタンスです。

で、私個人的な話をすると大学の学業にAIを使う気は一切ありません、これからの時代は労働不足からAIが必須であるというのが私の投資家としての意見で、投資対象にAIやその活用が上手い企業はいくらでも資金を投じていきますが、私個人だけの場合はAI時代にAIに頼らない方がクールだなと思っています。


チャットGPTを使う側、つまり大学生という範囲で言えば、どんぐりの背比べでしょうし、大学院を目指していて高い研究の理念や理想がある人以外はそもそも提出するレポートも論文もどんぐりの背比べです。

つまり、ほとんどの人が50点程度のものを出しているのが、AIと作った50点のものに置き換わるだけで、AIを使うのがこれからの時代だ〜というのは論点が違うでしょう。


AIとはチャットGPTのような汎用的なものでなく、カスタムされたそれぞれ特化型のAIが必要であり、もし大学生が使うなら、大学生の学習期間に使うのに特化したAIが登場するべきで、それを使った上でAIとそれぞれの専攻を勉強するべきでしょう。



例えばですが、AIを使うことを前提と決めた大学なら

①レポート下書きや最初の作成をAIに任せ、完成は人間の手で行う

②生成は専用のプラットフォーム上で行い、AIに支持を出すプロンプトの正確さやAIが適切に返すかを評価する。

③そのAIとともに生み出した下書き等を使った上で、最後に自分が書き直したり、人間の手が入った提出物を出す

こういったAI活用の評価と、それを人間が直したり参考に書いた提出物の2点別々で評価すれば、使えると使えないという現在の曖昧さでなく、全員が使う前提で両方の能力が見れるでしょう。




AI利用はこれからの一つのトレンドでしょうが、永続的であるならばクリエイターこそがこれからの勝者で確定しており、ほとんどの大学は機能不全になるでしょう。


あえて、"AIに使われない人間"を教育したほうがマシな時代がくるかもしれないですね。

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