動画を制限なく投稿するには楽曲の著作権対応は必須で、色々と対応パターンがあるので種類別に書いていこうと思います。
BGMを消す
ゲーム体験においてBGMは大きなウェイトを占めるので可能なら消したくないですが、BGMさえ消していればゲームそのものが配信禁止でない以外で問題はクリアになります。
この方法がもっともシンプルで、Youtubeに上げた動画で著作権に引っかかる場合にBGMだけを消す機能が用意されています。
ライセンス契約する
1曲あたりのライセンス契約をする or 年額でライセンス契約するのパターンで著作権問題を解消できます。
やりたいゲームで1曲だけ引っかかる場合に相場で5000円くらい払えば楽曲のライセンス契約をして問題を解消できます。
また、年間契約のBGMサブスクで引っかかる場合は割高な月額or年間契約のどちらかで問題をクリアにできます。
この方法はBGMを残したい場合と動画が単発でないならした方が利益になる場合があるでしょう。
権利元表記をする
ゲーム動画を出すときに著作権侵害の通知がくるのは基本的に動画投稿後です。
例えば著作権フリーだけど権利表記は概要欄にするというBGMがゲーム内で使われていて、知らずに動画投稿すれば後から権利表記をして、その上で申請することで著作権侵害の取り下げをしてくれます。
これは基本的に後手に回りますし、英語でのやり取りが必要になります。
知らずに投稿して通知が来て対応しても解消されないなら、同じ動画に権利表記をして上げ直すのがもっとも楽な方法になるでしょう。
受け入れる
ゲーム側が完全にアウトな曲を使用している場合は動画削除に行く可能性が少しありますが、基本的に楽曲使用で動画削除までいくケースは私の例だと過去に1度もないです。
Youtubeの楽曲の著作権侵害は収益化にだけ制限がかかり、収益が著作権元にいくだけで基本は終了です。
Youtubeが自動設定すると自分で広告をコントロールできないため、動画にとんでもない量の広告が入るため、動画の満足度が下がる可能性はありそうです。
また、問題のあるBGMの場合は動画再生の制限まで入るため、そこまでいった動画はBGMを消す対応をした方がいいでしょう。
まとめ:Youtubeの著作権対応は必須で面倒
Youtubeにゲーム動画を出す際に発生しがちなBGMの著作権問題を書いていきました。
インディーゲームは自分たちの力でBGM作成する力はないので条件次第で利用可能なBGMを使いがちなため、動画を出す側が別途で対応する必要があります。
私の場合は月に3000円払って、必要なら楽曲単位で5000〜1万円くらい払ってと対応していますが、収益が追いつかない人からすればゲーム代以上にかかるコストになる可能性があって対応は大変だろうと思いますし、楽曲から管理団体等を調べて対応する必要があるので面倒な作業のひとつです。
ゲーム制作側に収益が向かうなら、あえて動画を出すこともできますが、楽曲の管理団体に入ってからBGMの制作者に分配される形なので権利ビジネスという印象が強いです。