凄い長期的な話をすると…勉強した方がいい。1日2時間。そしたら年間730時間
こんな人なかなかいないですよねw
私は1日5時間の勉強をコロナ初期の2020年はやっていて、その貯金で大学の成績はGPAが上位2%ですし、2022年の悲惨な投資環境でもプラスリターンを上げて悠々自適にゲームばかりしていますw
30代で勉強するより20代で勉強する方が楽なんだろうと姉や両親を見ていて思ったので、1日5時間も自習するという独学力を身につけれたのは一生の宝になるだろうと、その宝で得た投資の利益で大学院に通おうと思っているんですが、きっと将来はもっと投資でも大学院卒業の権威で稼げるだろうという長期的な思考がありますw
ただ、逆算思考というのも危険だろうと思っています。
逆算思考というのは、○○歳には弁護士になっているだろう!とか、卒業後は○○に就職してるだろう!とか、開業してから利益が増えていくことを先に考えるなど。
振り返ってみて、自分の現在地が昔自分の考えていた場所かを考えたいんですが、私の場合はサボりまくっていた学業から大学に行くと思っていなかったし、投資をするとも思っていませんでした。大学は土壇場で決めたので自分で払いましたが、その資金があるかも1年前には想定できていなかったですw
コロナという最大の事件、ロシアによる侵略、急激な円安、日銀のサプライズ利上げ
これらのどれかで急な被害をくらった人もいると思います。
私の友人の親はこれから介護が必要だという逆算から訪問介護を始める親戚に出資したようですが、コロナが襲来し営業活動ができずに債務だけが残ることに、友人の親も少し厳しくなったようですが、こういった○○が必要という逆算で始めたのに、できなくなったり、必要でなくなれば全部無駄!だけでなく、債務を負うということにまで発展するので容易でないことは日本の過去を見れば分かりますね。
コロナは就職にも影響を与えましたね、航空業界に就職したいと思っていた大学生は非常に苦戦したでしょう。2023年に改善したのか分かりませんが、20年21年は不安定だったでしょう。
なぜ日本人は短期思考になったのか(投資の世界で実感)
これは全体を馬鹿にしているわけではないという前提です。
ですが、将来のために自己投資をしているという人が思ったより少ないので、概念的な意味合いでなぜ日本人は短期思考になったのかという問いを立てています。
私は投資の世界にどっぷりハマることになったので、日本株の性質を嫌というほど見てきました。
日本株は大型株と言われる、トヨタやソフトバンク、任天堂など誰もが知る企業は外国人がメインの投資主体として機能しています。
が、これから成長する企業で中小型株と言われる、これから知名度が出てくるような時価総額の小さい企業は外国人が入りづらく、日本のファンドも投資しづらい背景があり、日本の個人が主体で投資しています。
この日本の中小型株がまさに「なぜ日本人は短期思考になったのか」ど真ん中です。
そう考えた理由は以下の3つです。
- 株価が基本的に実態と乖離している
- 決算日という年度に4回の発表日に全てが集中している
- 資金の動かしすぎ
①株価が基本的に実態と乖離している
これは上にも下にも起きる事象です。
例えばですが、過去3年成長していた企業があるとします。この企業は業績が株価に反応せず、業績と株価が乖離していた。しかし、あるとき高い成長性に目をつけて市場が認識して適正な指標まで株価が無限に上昇していった。
これは日本株で死ぬほど見かける現象です。あれ?PEGレシオ、PSRと成長率合わなくね?という株は、追ってみると誰かが気づいて1年内に3倍になることもあります。
これは皆さんが過ごしている日常で例えることは無理ですねw
無理やり例えると、「SNSで連載当初から人気が出ていて、3年間売上も右肩上がりの漫画だけど世間には注目もアニメ化もされない。けど、テレビで突然話題になり、アニメ化と舞台化、ゲーム化が1ヶ月の間で突然決まった」みたいな現象です。
ありえないんですよねw、これが日本株の世界では年に少なくとも数回はあります。認識できるだけでw
これの何が「なぜ日本人は短期思考になったのか」かというと、ずっと成長している企業で、長期目線で買う人がいるなら、業績に連動して株価が上がっていたはずなんですよね。
つまり、業績と将来性を考えて投資している人が少ないという裏返しの現象です。
それゆえに、成長込みで本来適正水準な株価まで急激に上がっていくので馬鹿みたいなペースで上昇をします。この上がり方こそが短期思考なんですよね。
「乗り遅れたくない!!!」「あれ?実はめっちゃ成長してる!?」という感じです。
②決算日という年度に4回の発表日に全てが集中している
決算日というのは直近3ヶ月の事業の動向を報告するものです。
これは事前に企業がこれくらいの業績で着地しますよ〜と先に予想を出しています。
が、企業による予想どおりに着地すると、発表翌日に株は売られますw
理不尽な話ですが、短期思考な投資家はこの決算発表でサプライズがある!?と事前に買っています。
その勝手な期待が履行されないと、売られます。
自分の子供が自分の予想より成長しないと叱る親ですね。日本の短期思考の人は恐いですw
で、「なぜ日本人は短期思考になったのか」と思えるポイントに、同日に出てくる決算資料を読むと、実は良かったとか、次に期ズレしたとか利益がずれ込むだけというケースもあります。
ここでさらに注目したいのは、①で書いたように彼らは広い銘柄のカバーができていないので、サプライズがあった違う銘柄に引き上げた資金を動かします。
③資金の動かしすぎ
実は①と②と③が繋がっているんですね!
決算発表日にサプライズがなければ売る!ということは、その資金は再びどこかへ向かいますね。
それが頻繁に動くので、決算日周りだけ銘柄が乱高下していて、決算期が終わると乱高下していた株価が元に戻っているというのがざらにありますw
期待はずれで売る→良いのめっけ!買い→元々保有していた人が割高すぎ!売り→売った資金の投資先であれ?何かそこまで悪くないのに売られている株あるぞ買い!
という全体で見るとローテンションするという地獄が日本株では開催されていますw
日本では学生段階から他国より勉強時間が劣っており、大学生以降は顕著で、短期思考の人が多く
投資というスマートさと長期視点が求められる世界が短期思考の人々で支配されています。
ちなみに日本人は短期思考ではなくて、ご都合主義だという論があって
そういったご都合主義な人は「本物」「本当」を使うようです。
反論されたら、本物はそうじゃないよ?と言えば、議論の先送りができたり、それは本物の努力じゃないよ?とかですね。
いまの日本で長期的な視点で考えるのは逆算思考よりもだいぶ難しいかもしれないですね。
生活が悪化していたり、沈滞している人に勉強したら?は高度な煽りでしょう。