半年に1回程度、SNS上で何度も再燃する議論としてゲームの動画配信は売上に貢献しているのか?と話題になる。
ここではゲーマーがどういった基準でゲームを買うのか?が議論されますが、配信者側の基準が出ることが少ないので一応配信者の私が触れていこうと思います。
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私がゲームを買うときの基準
私はインディーゲームと早期アクセスが存在として好きなので、フルプライスのAAAタイトルを除いて好きそうなゲームはSNSから情報を拾ってきて、発売前にウィッシュリストに入れて配信されたらすぐ買うのか決めます。
ジャンルはローグライク、ストラテジー、シミュレーションのどれかに該当すれば幅広く。
このときにゲームの配信を私が見ることは稀で、SNSで出ている程度の情報だけで買うのを決めたいので基準となるのは早期アクセスならゲームのロードマップと、日本語対応の有無、英語なら英語力がどれくらい必要か、発売前のウィッシュリストの数などが決め手となります。
金額はインディーゲームなので3000円以下が基本となりますが、だいたい1000円台orそれ以下なので、私の場合はどれだけ気になるゲームが出てくれるか?だけが問題となり、月に10本でも気になるゲームが出るのなら私は買います。
海外配信者が配信するゲームは超参考にしている
ゲームの配信を見るのは稀と書いていますが、どんなゲームが流行りそうなのか?は気になるので、私は海外の配信者でストラテジーやシミュレーションゲーム系、ローグライク系のチャンネルをタブで8チャンネル開いたままにしていて、彼らがやるゲームを逐一チェックしています。
海外配信者なので日本のゲームサイトでは紹介されていない体験版やアルファ版、先行プレイなど今後期待できそうなゲームの動画が多数あるので情報源として価値が高いです。
海外の配信者は私以上に単発動画を基本にしたり、好んだゲームを毎日エンドレスにやったりするので流行りというか、私の中で一部の海外配信者がやっているゲームの存在が大きくなります。
ゲームは何時間遊べたほうがいいのか?満足度は?
ゲームを買うときにフルプライスで買うなら今だと9000円に迫るのも普通となっています。
そうなると何時間遊べたか?事前に期待していた内容を満たせたか?が大事になると思います。
私はその点でプレイ時間は基本的に問わないです。
3000円のゲームなら5時間くらい遊んだら満足すると思います。
私が早期アクセスのゲームを好きなのは、ゲーム性が進化していくのもありますが、早期アクセスのアップデートを満喫するには一定以上遊んでいないと意味がないので、コスパ的な意味だと10本の早期アクセス中ゲームを買えば、1本くらいは30時間以上遊ぶ当たりくらいの感覚で、たまに当たりがあれば数ヶ月分の満足度を私は得ています。
私がローグライクやストラテジー等が好きなのは違う内容で同じことを繰り返すゲーム性で、ストーリー性がないから1回〇〇分で完結しやすい点で、内容とゲーム性がアップデートで変わっていくため、このジャンルで早期アクセスなら喜ばしい。
日本のゲーマー足りてる?
このゲームが日本語対応!
あの新作は日本語対応で早期アクセス開始!など、
私がPCゲームにやってきた当初より、圧倒的に多くのゲームが日本語対応で発売してきます。
日本人のPCゲーマーは増加はしているでしょうが、日本語対応したゲームを遊びきり、それを共有する人が存在するほどの余剰がなく、日本語対応なのに日本語レビューなし動画なしというゲームは相当数あります。
こういった面で考えるとゲーム配信者も一定の人気があるゲームしかやれないので、必然的にそもそも売れる素質のある日本語対応のゲームだけが配信や大衆で一定期間盛り上がるという循環をしているように見えます。
動画配信は売上にプラスなのか?
基本的にゲームの売上は面白さもあると思います。
しかし、スイカゲーム等々、SNSでバズるゲームは多くあるのでゲーム性が共有のしやすさに合っているかは大事でしょう。
さらに言えば、大衆に普及するにはゲーム性は必然的に落ちることになる、チャレンジ性はあるけどゲーム性は低いというかシンプルなゲームがバズる傾向にあったりするように思います。
このバズるに関しては配信者に依頼するだけでは無理で、バズりそうなゲームを先行プレイで配信者が一斉に取り上げるように仕向けて成功したのがパルワールドの成功にある特例が存在するとは思います。
ビジネスのプロダクト作りや研究開発でも必要な、キャッチーで理解しやすいということが最近のゲーム市場ではPCゲームでも必要になっているようで、例えばゲーム理解のために最低〇〇時間必要みたいなのは全体からすると敬遠されるでしょう。
新作タイトルに関しては先行プレイ等、直前にブーム感や盛り上がりを持たせることができれば短期的には大きな話題となりますが、問題は発売後のゲームのアップデートやDLCで、ここを盛り上げさせるのに苦心している会社はかなり多いように思います。
動画配信とゲーム会社の関係性はまた別記事で機会があれば書いてみます。